日本の武道「居合道」、実は世界中で広まってます!

  皆さん、こんにちは!今日のブログは、ちょっと視点を変えて、海外の居合道事情についてゆる~くおしゃべりしてみたいと思います。

私たち日本人が大切にしている居合道ですが、実は世界中で多くの人々がその魅力に惹きつけられているんですよ。 ふじみ野 の道場で刀を振るっている私たちからすると、ちょっと意外な感じもするかもしれませんね。

例えば、アメリカでは、大学の武道クラブや地域コミュニティを中心に、熱心な愛好家たちが稽古に励んでいます。YouTube などの動画サイトを見て独学で始めたという人もいるみたいですが、最近は日本から指導者を招いたり、オンラインレッスンを受けたりして、本格的に学ぶ人が増えているようです。大会も開催されていて、皆さん真剣な表情で技を競い合っているんですよ。

ヨーロッパ、特にフランスドイツなどでは、古武道に対する関心が高く、居合道もその一つとしてしっかりと根付いています。これらの国々では、日本人の先生が長期滞在して指導にあたっている道場も少なくありません。(※埼剣連居合道部・広報誌「居合道だより」にも紹介されました教士八段の先生がイタリアモデナ市に指導派遣された際の、現地の方々の熱情がご報告されております。)歴史的な背景から日本の文化への興味が深く、礼儀作法もしっかりと守りながら稽古に励む姿は、私たち日本人から見ても頭が下がる思いです。

さらに驚くのは、ブラジルオーストラリアといった遠い国々にも居合道の愛好家コミュニティが存在することです。インターネットを通じて情報交換をしたり、合同稽古会を開いたりしているそうで、その熱意には本当に驚かされます。

もちろん、海外で居合道を学ぶ上で、言葉の壁や文化の違いなど、様々な苦労もあるようです。道場が少なかったり、刀剣の入手が難しかったりといった現実的な問題もあるみたいですね。それでも、居合道の持つ精神性や武道の奥深さに魅せられ、真摯に刀に向き合っている外国の方々の話を聞くと、なんだか私たちも改めて居合道の魅力を再認識させられます。

海外の居合道情報を見ていると、流派は違えど、「礼に始まり礼に終わる」という精神や、静けさの中で集中力を高めていく姿勢は、日本の道場と変わらないと感じます。国境を越えて、同じ武道を志す仲間がいるって、なんだか素敵なことですね。

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