刀を拭う、心も磨く。―こだわりが光る手入れ道具たち―
入間神刀館のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
刀を愛する者にとって、稽古の後の「手入れ」は至福の時間です。 一見すると誰もが同じように刀を拭っているように見えますが、実はその手元にある道具たちは、驚くほど個性的です。
※写真クリックで大きな画像でご覧いただけます。
写真ではなかなか伝わりにくいのですが、会員の持ち物を見せてもらうと、三者三様のこだわりが見えてきます。
手脂(てあぶら)を落とす工夫: 伝統的な打ち粉を使う方もいれば、和紙の揉み具合にこだわる方も。
刀油の選択: 鼻をくすぐる丁子油(ちょうじゆ)の香りを愛する人もいれば、サラリとした現代的な油を好む人もいます。
拭う布: ネル生地の柔らかさを追求したり、使い込んだ古布を自分流に育てたり。
「どの道具が自分の刀に一番馴染むか」。 そんな試行錯誤を繰り返しながら、自分だけの手入れセットを揃えていく。 それは単なるメンテナンスではなく、刀との対話を深める大切な儀式なのかもしれません。
コメント
コメントを投稿