【編集部コラム】私が「杖(じょう)」に魅せられた理由〜宮本武蔵と互角に闘った武術〜
皆様、こんにちは。入間神刀館のブログ編集担当です。
実は私、そもそもこの道場に入門した当初から、胸の内に「いつか絶対に杖(じょう)も習得したい!」という強い思いを抱いていました。
本日は、私がなぜそこまで杖道に魅了されたのか、その原点について少しお話しさせてください。
衝撃を受けた日本武道館での記憶
杖道への憧れ――それは、昔日の日本武道館での出来事に遡ります。
当時、私がそこで偶然目にしたのは、実戦に即した「棒術」の演武でした。空気を裂き、相手を制するその圧倒的な凄みに触れた瞬間、全身に鳥肌が立つような衝撃を受けました。あの時に生じた言葉にできない感覚は、今でも私の中に鮮明に残っています。
そして後になって、現在私たちが学んでいる杖道の源流こそが、その時武道館で目にして心を奪われた「神道夢想流杖術(しんとうむそうりゅうじょうじゅつ)」だと知ったのです。
宮本武蔵と互角に闘った男のロマン
「神道夢想流」と聞いて、歴史好き・武術好きの方ならピンとくるかもしれません。
そうです。あの稀代の剣豪・宮本武蔵と互角に闘ったと伝えられる『夢想権之助(むそう ごんのすけ)』が、十七世紀初頭に創始したとされる大変歴史ある武術です。 武蔵の二刀流をいかにして破るか――その過酷な探求の末に生み出されたというエピソードは、まさに武道ロマンの極みですよね。
「武道最強」と囁かれる理由
杖の主な技は、極めてシンプルに言えば「打ち」「突き」「払い」の三つです。
以前、当ブログの
太刀 の要素(斬る・打つ)
槍 の要素(突く)
薙刀 の要素(払う)
たった一本の丸い木の杖が、持ち方や間合い、身体の捌き方によって、変幻自在に太刀にも、槍にも、薙刀にも姿を変える……。
あらゆる武器の特性を併せ持つ武術。そう聞けば、杖道が武道家たちの間で密かに「武道の中で最強なのでは?」と言われるのも、大いに頷けるのではないでしょうか。
知れば知るほど奥が深く、底知れぬ魅力を持つ杖道。 私自身、これからも日々の稽古を通じて、その真髄に少しでも近づいていきたいと気を引き締めております。
この記事を読んで少しでも杖道に興味を持たれた方は、ぜひ一度、入間神刀館へ見学にいらしてください。この奥深い世界を、一緒に体験してみませんか?
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